日々霜

本とかゲームとか雑記とか小説とか。好き勝手。

服事情

自分のコンプレックスを一つ一つあげていくだけで簡単に鬱になれます。夏ですね。

ここんところは特に、自分の耳が小さいというコンプレックスが、鬱陶しくなってきた髪を結ぶことで一気に公になり、草木は枯れ、野生動物は逃げまわり、山は噴火し、とてんやわんや。

というのは置いといて、服って皆どうやって買ってんだろ問題について。結構年中思考する。

服の買い方って初めから終わりまで、習慣に置いてもものすごく自由なんじゃないかなと。

ここに、永遠のオシャレ迷子・耳小さいしもだの服の買い方を書くので、こいつこんなんだから……とか、全然買い方違う、と思ったりしてくれればいいなと思います。

私の場合、欲しい服を考えるときの主な傾向は二つ。

まず一つは、「こういうの欲しい」制度。

「なんか変なTシャツ!」「女の子っぽいワンピース!」というアバウトだがカテゴリだけは決まっている、そのときどきの思いつきなアイテムをひたすら探して買うパターン。

もう一つは、「こういうの持ってない」制度。

私のおしゃれ迷子っぷりを加速させているのはもしかしたらこれの所為なのかなと思っている不穏な制度。そのときそのときで、しばらく買っていないもしくは持っていない「色」とか、「シンプル」なものを買ったら次は「柄」ものが欲しくなったりとか。

個人的には、縁日と近いなと思っている。焼きそば食べたら次はりんご飴食べたくなって、そしたら喉乾くからトロピカルジュースのみたくなって、飲んだらフライドポテト……みたいな。ないものねだり。

つまり傾向がないということで、これを買ったからこれに合うものを買おう~みたいな感覚が、まあ全くないとは言わないけど薄いってことなんです。テーマとかないんです。欲しいものを買うんです。だから毎回服装が定まらないんです。

同系統のものをいっぱい持っている人を見ると、びっくりすると同時に、でも、まとまってるもんな確かにな……と関心する。

余談だけど、私の姉(三女)は衣装部で、服が大好きで歩く服屋かよってくらい服を大量に持っているんですけれども、気に入ったものは3色買いしたりするのでびっくりする。そういう判断を、服屋でできるかどうかってことなのだと思う。ちなみに姉が2色買いしたカーディガンはそのまま私に2色譲られてきました。ありがてえ。

でも思えば姉の服も相当ジャンルが多岐に渡っているので、姉もまた姉で、自由且つ私の考え付かないをしているのだと思う。

また、いざ買おうとする際に重要視する傾向に関してはこれまたおしゃれ迷子故。日々変化があるので一概に言えず。

ただ今現在多分一番重要視しているのはシルエット。

だからか、ディスプレイをとにかく血眼で探しがち。またはその商品がインターネット上にもある場合、すかさず検索し、写真を見まくる。試着はパンツだったらするけど、トップスだとしないので特にトップスはもうストーカーばりにショップブログとか見る。

しかし、なんせ上にあげたように変な柄に無駄に弱い時期があり、ツボだった場合は関係なくなってしまうこと多数。そういうのに限って着なかったりするのでほんと気を付けたい。買った覚えのないスカートを本当にどうするか日々悩んでいる。

シルエットの前は何を重要視していたのか忘れた。なんだっけ。私どうやって服買ってるんだ、本当に。進行形で。無心なのかもしれない。

ちなみに近日購入予定なのは「スニーカー」です。

厳密に言うと、「ニューバランス以外のスニーカー」です。はいひねくれ者。いやでもニューバランスでも……かわいければ……いい……という適当さはある。

サッカニーかナイキかプーマだと思う。多分。サッカニー有力。

じわじわ候補をあげながら、これからもおしゃれ迷子なりにおしゃれを楽しみます。おしゃれって響きが恥ずかしいな。身だしなみでいいですか。好きな身だしなみを楽しみます。

という具合になんとも、中途半端なことを書きましたが、

これでも本当に中学・高校時代から比べると劇的に進化というか破裂したはずなので、楽しい、と思えていることがよかったなと思う。結局ファッション雑誌を一度も購入したことはまだないけれど、ショップ名とかブランド展開とか大抵のジャンルは把握できるようになったし、最近、衣装部姉に、「あんたが垢抜けて本当に安心したよ」としみじみ言われてちょっと泣きそうになった。ので記念に。