日々霜

本とかゲームとか雑記とか小説とか。好き勝手。

「社会、無理!」の巻

無意識に、脳内にタイトルが浮かぶときがある。

 

「社会、無理!」の巻
「そういうことは先に言ってほしかった」の段
「私たち、いつからすれ違ってました?」の回

などである。

 

大体の場合そのときの感情で勝手に作り出される。なお、タイトルを言い終わった段階で完結しているのがポイントだ。別に内容はない。なんなら「社会、無理!」の巻なんて毎日がそうである。ただ、それでも今正にこういう気分である、ということをなんかタイトルにしてしまう。

 

次回予告の場合もある。

これから本当の闘いが始まる、と悟った私は前を向き、ゆっくりと深呼吸をした……次回、「ラスト・レクイエム<締切前の鎮魂歌>」 デュエル、スタンバイ!

みたいなやつ。

 

尚、次回予告をしたからといって次にこの回があるわけではない。そのときの気持ちでの次回なので。

 

これってなんなんだろう、と思いつつも、生きているだけで、誰にでもなんかしらの回がある、というのは当然のことかもなと考える。
当たり回もハズレ回もあるだろうし、ストーリー性の強い漫画・アニメやドラマに比べれば、人生の一つひとつ取ってみても、ハズレ回とか印象に残らない回が多いのは仕方ない(例に挙げているものも、あきらかに当たりではない)。
大抵ハズレ回で、日常的に起こるちょっとした嫌なことを自虐するような気持ちで、私はタイトルを付けてしまうのだと思う。無意識に。これは無意識だから自然とやってしまうのは止められないので、仕方ないとしても、じゃあ意識的になら当たり回も作れるのでは、と思ったのが今日。

 

「衝撃!おいしすぎる晩ご飯」の回
「明日は仕事休みらしい」の巻
「サンキューポケモンスリープ ヒノアラシゲットだぜ!」の段

 

などなど考えながら。

次回、「人生で良い回を増やしていきたいとそのとき思った僕は」 デュエル、スタンバイ。