キングスマンゴールデンサークル
観てきました。
ネタバレではないんだけど、あの人出演するの? とか え、PR動画すら見ていないから概要すら知らないんだけど? とか、とにかく情報を何も取り入れずに観に行きたいって人にはネタバレかもしれません。
前提
キングスマンっていう、格好良いおっさんが格好良く紳士に悪者と戦う映画の続編です。
私は前作がなかなかに好きです。観に行く前に復習もしました。
コリンファースやマークストロングなど、格好良いおっさんが大好物です。何杯でもいけます。
後、実はそこまでスーツ萌えではないんですが、キングスマンを観ているときはスーツ萌えが発症してしまいます。感染力凄まじいです。格好良い紳士しか出てこないということについて、女として贔屓目で観ています。
そんな私の感想が以下になります。
良いところ
勢い
気になるところ
勢い
総括
エルトンジョン
というのが正直本音なんですけど、ブログとしてもう少し成り立つように書きます。
良いところ:勢い
『秒でアガる』というのがコンセプト的に言われていましたが、まあ正にその通りで、始まった瞬間アクションアクション、何があってもアクションアクション。困ったときはアクションアクション。
前作は格好良いおじさん(一部若者)しか出てきませんでしたが、今作も見事に格好良いおじさん(一部成長した若者)という感じで、それに関してはもう私はもう大満足です。叶うならばいつもおじさんを主食として生きていきたい所存です。
前作との違いとしては、今回、主役となるキングスマンの他にもステイツマンという秘密組織が登場するのですが、そちらに関しては紳士要素がない。汗臭い男感。キングスマンが武器として眼鏡やら傘やらペンやら駆使するのに対して、バットやらボールやら、そこはかとなくアメリカン。だせえ、とは思わないけど、キングスマンの紳士たちがそれを扱うのちょっと違和感。ギャップに萌えるという意味ではありなのか。
気になるところ:勢い
はい、前述した通り、気になるところも、勢い。勢い、勢いなんすよねー、と切なく言ってしまう感じある。
観てるとき、「え?」と思っても、もう次のシーンが楽しいしアガるから気にならないんですけれど、今こうして感想を書くために思い返す と、勢いで流されたところがどんどん気になってきてしまうわけです。
死とか大きな決意とか、そういう重めな物事っていうのがあっさり軽―く進むんですよね。もうそんなことに構っている暇がない! という転換っぷり。
■イメージ
そんな… ⇒ アクション ⇒ なんだって! ⇒ アクション ⇒ いやいやそれは流しすぎでしょ ⇒ アクション ⇒ まあいっか ⇒ イイエイガダッタナー(洗脳)
でも、前作もそうだった。知っている。それがより強くなっちゃったかなという印象。
と気になるところを言いましたが、そういう映画なので、それでも良いと思うんです。多分そういうの気にするのがお門違いなんだと思った方が楽しめます。
大人数でやってきたカラオケで情緒ある歌声を求めるなよっていう感じですかね。
総括 エルトンジョン
色んなところで言われすぎててもはや何を語ったらよいのかわかんないけれどこれはエルトンジョン映画だよ。
え? そんなに使う? まだ出てくる? もはや主役?
メインカットがエルトンジョン出演によって絞り直しされただろうってのを隠さないのがすげーよ。
クレヨンしんちゃんの映画に出てくる芸能人以上の扱われ方だよ。すげーよもう。
前作の出演依頼断ったの後悔しての今作出演らしいけど、「だからこそ今回こんだけ出すぜ!」なのが監督のスタンスなのも良いなと思う。
ということで、炭酸強め自家製ジンジャエールの爽快感を求めて映画館に走ろう。喉に残る生姜は気にしたら負けだ。エルトンジョン。
おまけ
蔦屋書店のキングスマンフェア。ぎりぎりかけこんでみてきました。