日々霜

本とかゲームとか雑記とか小説とか。好き勝手。

Pokémon LEGENDS アルセウス 感想叫び集

ポケモンアルセウスポケモンオタクにとって神ゲーだったので初めからクリアまで終始興奮しっぱなしだった。

 


本当は図鑑を完成させてから投稿したかったけどまだしばらくかかりそうなのでこのタイミングになりますが、プレイしながら思ったことを垂れ流し書きしたやつを下記に、リアルタイム感想として残しておきます。

 


心の叫び多め。

ネタバレ注意。

 

 

 

 

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・転生したのは主人公でもありプレイヤー自身でもあるから、ポケモン知識を得た状態で過去のポケモンが恐れられていてまだあまり生態がわかっていなかった時代に飛んでそれを解き明かしていくの、めちゃくちゃ当事者感あってワクワクする〜〜

・いきなりのスマホアルセウス化にビビる、重たそう

・これ、なんとなくやる前からわかってたけどポケスペだ。ポケスペだわ!?

ポケモンは恐くて襲ってくるもの、という段階の時代なので、「死」があまりにも近い。ポケモンでこんなに身近に死の概念が出てくること珍しいので、めちゃくちゃ良いな

・人とのバトル中にモンスターボール投げようとしたとき、「ひとのぽけもんをとったら どろぼう!」のお決まり決め台詞が無いのは、そもそもポケモンという存在と共存できていなくて、ポケモンを盗もうという人がいないからでしょうね。これから法整備とか始まって、今のあの表現に至るんだろうなと思った。犯罪は知恵と文化から生まれる……

・過去音楽のアレンジがなかなか多くてグッとくる〜始まりの浜からいきなりミオシティ!? バトルBGMもアレンジ聞いてるし、

うわ!奥の森エリアとか、ハクタイの森と湖BGM混ざってる!!?これ!!?後なにかと和を入れてくるの良い、音の作り方も良い、進化BGMとか凄く良い、笛がOPなのも良い、PVの頃からもう、憎い演出〜 てんかいのふえ……は……

・アローラやらジョウトやらカントーやらちょこちょこ登場してくるからどきっとする、アローラのライドポケモンの歴史は長いのかなーー、主人公が転生する時アローラっぽいTシャツ着てたのなんか関係あるのか???

ポケモンのメスオスの姿の違いをあらためて実感できる

・この道具、昔はこうだったんだね!とか、材料はこういうものなんだね!とか、今までポケモン世界でなかなか見れていなかった裏の部分がこれでもかってくらい畳み掛けられるのたまらん

ポケモンの個体ごとの大きさの違い、表現、好き〜〜!!ピカチュウげんきでちゅうのクソデカいコイキングとかを釣るやつ思い出す。でかいブイゼルとちいさいブイゼル、並んでんのかわーー!!

・野生ポケモンが思いっきりこちらに殺意を向けてくる感じ凄く良い、自然において人間は異端な存在というの、ポケモンの中にこれまでもテーマとしてあったけれど、基本的なところをあらためてこのシリーズ数を重ねた後に示してくるの、最高

・あっ多分これビッパが巣を作った跡じゃん!みたいな場所見つけてテンションあがる。世界の作り込み方〜〜

・えっ気づいたら、戦ってるとき、私の方をちらちら指示待ちでみてくるようになった!!?過去にもこういう信頼関係の描写あったはあったけど、オープンワールドでこれはずるい!!!!!!

・この人ってあの人の先祖では、というの、PVで出てきたアカギシロナデンジなどのあからさまな方々以外にもいっぱいいてビビる、サザンカさんはカリンさん、キクイくんはヤーコンさん、ヒナツはマーズなどなど

・かがくのちからってすげー!がこの時代から!!

・技の効果とかPPが違うのそこそこあるなー、ステロの効果が全然違うんですが!?ステロ強くね!?

・毎回難癖つけてる、作中ピカチュウが全部サトシのピカチュウになってる現象について、今作なんとピカチュウが昔の鳴き声のまま!!ピカチュウピカチュウって喋らないの最高!!???野生感を表現してんのかな!?甘えた声出さねえピカチュウ最高!!

・珍しいポニータを見たよっていう依頼、え、ガラルポニータも出るんだ〜くらいの気持ちでいったら格好良く大人気で有名な色ポニータでひっくり返ったし、報告でガラルポニータの話も出てきた、隙がない

・依頼こなしたりストーリー進んだりすることでコトブキ村が発展したり、ポケモンを怖がっていた村の人たちがポケモンと交流を深めたりして、村に人とポケモンがだんだん増えていくの最高に最高だわ……私たちは歴史を見ている……

・つながりのひもの名前と見た目で効果が浮かんでくるのやべーよ、今の小学生とかさっぱりだろうけど私が小学生の頃はこれだったわけだから、と、うわー!と叫びたいセンス

・ウォロさんがっつりフカマルトゲピー出してくるのやっば

・基本的に新しい技術や知恵が最初は受け入れられないの、昔って感じするなー

・ガチグマってもう名前があれすぎる

・クマとかカバとかの親分、とにかく怖くて最高に楽しい(道産子でありクマを恐れている&カバ最強説を唱えている一人なため)

・ヒスイバクフーン、ついに来た。まさかのダウナー系!!!??えっそらるさん!?松田龍平!?そんな顔してない???

・先代のキングが亡くなったって話で完全にイダイトウきたか!?と思ったらまさかのウインディフラグで沸いたしそれでいて別枠でイダイトウも出てきて沸いた

・イダイトウの背中に乗りながらボール投げるやつ難しすぎる

・島キングウインディの物語、泣けちゃう、こちとらポケモンの良い話に弱いんじゃ

・突然のノボリ!!!???はぁ!!?ごわー!?クダリは!?え!あなたも転生者!!??ナニ!?どんだけ興奮させんの!?

・今気づいたけどナバナさんは髪型も名前も完全にナタネ、マジで色々仕込みすぎてて怖いアルセウス

ハリーセンとかヌメイルとか、近づいたらなんか違う、えっ!?みたいなやつ、マジビビる

・ヨクアタールではなくヨクアタラーヌがあるの面白い。多分ポケモンは恐れの対象で、ポケモンから身を守るためにヨクアタラーヌを開発したのだけど、だんだんとポケモンを育てて戦わせる人が増えてきて、ヨクアタールが開発されたってことなのだろうか。

・帳岬のBGM、209番道路じゃん……( ;  ; )どこまでもやってくる……

・ミヨちゃん、めちゃくちゃ迷子になってその度にガチグマの能力使って探せって言われるのだけど毎回ガチグマの能力使わずにウロウロしてたら見つかってしまう

・ノボリさんが記憶を少しだけ取り戻したことで、今のポケモン世界の概念について文書化されてく、それだけで心が持ってかれる

ポケモンが強くなるだけでなく、自分も強くなること

・現代マルマインの眉毛、まさかヒスイマルマインの名残では

・別シリーズではあんなに鬱陶しく思うバスラオ、今作だと愛おしいくらいなかなか会えないしすぐ逃げる

・突如ヒスイヌメルゴン接触しクソビビる、普通のヌメルゴンより好みかも

バスラオレアすぎない???他のシリーズなら嫌になる程出会えるのに!?

ラストキングクレベースで、「最大級のポケモン」と聞いただけで知ってるクレベースじゃねーな感

・ラストか〜という寂しさと、サブミッションやら図鑑埋めでめちゃくちゃ歩き回ってしまい全く進まない

クレベースやばすぎてわろた、あれポケモンじゃなくて土地って言うんだよ

クレベース、絶対ワンダと巨像に出てたってば

・キングを鎮めて、これでひとあんしん、となるわけもあらず……空が、空が!!

・主人公が来てから世界が変わってしまった、全て主人公の所為なのでは、と疑われて村を追放される。誰にも話しかけられず、歩いて村を出ていくシーン辛すぎる、写真屋のおっちゃんとか、村人たちが皆複雑な目でこちらを見つめながら、それぞれ言葉を吐くの……

・ずっと音楽不穏だし、しかも戦闘音楽まで変わる演出。戦闘音楽かっこよいがゲームが変わった感が凄い、メガテンっぽさある

・ギンガ団から追放され、コンゴウ団、シンジュ団にも味方されない主人公が、ぼうっと湖見つめてたらコリンクが寄ってきて癒されるシーン、なかなかポケモン世界だと珍しい表現で、主人公の感情が詰まってて凄く良い

・ウォロさん、来てくれると思ったよ、そしてコギトさんも美女!!ブラッドボーンに出てきそう!!ちょっとだけ某紫さんっぽい……?

・村の音楽もまたポケモンっぽくなさあるかどかっこよ、ドンキー感

・湖三体ここで来るか。そして世界の裂け目を閉じるのではなく、鎖で繋げと。

・突然追い出されたので、着替えも髪型も変更もできず寒冷地仕様の服装で行かざるを得なくなって「気分変えようと思ったのに〜」ってなったけど、主人公の気持ちになればそんなこと考えてる場合じゃねえから我慢する

・この期間、タイトル画面まで不穏な雰囲気に変更されるの、拘りを感じる

・こんなにエムリットたちと話したのはじめて、心と心で会話してる、というの、内容からも凄く伝わってきてゾクゾクする

・追放途中に突如始まるアローラロコンのサブミッション、癒されるやら空気が変わるやら

・やっぱハリーセン進化するのね……なんとなくそうなのかなと思ってたけどリッシ湖の試練で姿を確認しクソビビった、マリオとかカービィの海面に出てくるやつ……北海道だからウニ感もちょっとある

・テンガン山に登る!?と聞いただけでもう胸がバクバクする

・今作ダウナー系の顔の多くて、特にヒスイヌメルゴン、めっちゃメンヘラっぽいよな〜って思ってたら図鑑説明もめちゃくちゃメンヘラだったのでガチのメンヘラじゃん!ってなった

・世界に異常が!みたいな展開の時、村人全員のセリフが変わってるかどうか確認しないと先に進めない人間なのでめちゃくちゃ家回ってる

・ムベさんの正体やら突然の戦闘に興奮&ついに待ちに待った大好きなテンガン山BGMアレンジ、が同時に来たことへの興奮で戦う前から死にかける

・えっていうかムベさんミツルの先祖じゃ〜〜ん!!!??興奮に興奮を重ねて死にそう〜ー

・ムベさんとデンボクさん、同じ生まれで一度辛い思いをしてるからこその信頼関係、泣ける

・洞窟の中だと動くグラフィックの荒さがちょい目立つ

ディアルガ登場あたりからのデンボクさん方言丸出しでかわいい

・どこまでも人の命を大事にするデンボクさん、一度故郷がポケモンに焼かれて同胞を亡くしているからか、と思うと悲しい

・セキさん選んだからディアルガになったのかな?そして突如パルセウスが出てきてめちゃくちゃびびった、なんじゃこれ

・オリジンボール、さ、三回揺れる、わー!!これがモンスターボールの……

・209番道路BGM、ついに人気過ぎてEDに昇格しててクソ鳥肌

・コトブキ村のBGMの後半が完全にコトブキシティだということにED後に長らく村にいたことでやっと気づいてしまい赤面と鳥肌

・先祖シリーズ、全く変わってない人も多くてビビる、鋼鉄島のゲンさんとかも全く変わってねえな〜

・ボール投げモーションの個性、大好きなんだけど今作もすごく良いな、ムベさんかっこよ……デンボクさんの足の動きがやたら人間臭いところも良いが

・湖三匹のBGMアレンジも良いいい、派手ではないが和が練り込まれてておいしい……

・ぽんぽん勢いよく伝説を捕まえて行きたいんだけどBGMついつい立ち止まって聞いてしまう

・ウォロさん、あなたとはなんとなく戦うと思っていたんだ、けど、まさかこんな、こんな!!?裂け目もあなたの所為なのお!?

・うわああああああああああああああああシロナ戦アレンジだあああああああ

・うわわわわギラティナ!?まさか!?あー流石に通常音楽かー、ていうかシロナさんならぬウォロさんからの連戦きっつ、、と思ったらさらに連戦でフォルムチェンジでギラティナ戦BGMになった時流石にスイッチ落とした、完全にオタクのもう無理ときめきと興奮で死んじゃうのやつだった、あ、あ……

・強い&手持ちがガチパじゃなくて負けて、ガチパでも負けて、で二回負けて焦った。クレセリア連れて行ったらやっと勝てたん、いや、クレセリア強すぎ……みかづきのいのりチート級に強い

アルセウスを何百年でも追い求めることを誓ったウォロさん、後に考古学者としてダイパに……

・ようやく勝ちました→アルセウス「すべてのポケモンにであえ」→「わっかりましたー」→「ともしび集め永遠に終わらん」イマココ

 

とりあえず以上。ともしび集めに帰ります。

アルセウス、ほんっっとに面白い。ポケモン好きで本当に良かった。

 

『Pokémon LEGENDS アルセウス』 : ポケモンセンターオンライン

 

クレヨンしんちゃん映画番付2021年夏の陣 後編(普通、良い、ベスト)

クレヨンしんちゃん」好きアラサー女による、アクション仮面VSハイグレ魔王〜新婚旅行ハリケーンまでの27作品(ラクガキングダムは配信がまだされていないので除外)を、独断と偏見で評価して勝手にブログにまとめる、チキチキ クレしん映画番付2021年夏の陣 後編(普通、良い、ベスト)です。

 

↓前編(ワースト、微妙)はこちらから↓

 

shimodoro.hatenablog.com

 

後編なので、普通、良い、ベストの順でいくのですが、正直前編よりも混雑しています。いろんな感情をぶつけていくので褒めたりけなしたりしていますが、基本的に前編で取り上げた作品より評価が高いという前提の上です。

 

繰り返しになりますが、自分基準で、本編を楽しむ上で伏せた方が良いと思われる情報とかは多少考慮しますが、あらすじ、映画全体の雰囲気、セリフ諸々触れるところは触れるので、ネタバレ知りたくないって人は読まないでください。

 

 

そんな感じで始めます。まず、「普通」にカテゴライズした4作について。4作て、、、ってなると後半の混雑具合が既に透けますね。優柔不断でほんと申し訳ねえ。でも勝手に番付はしたいんじゃ。

 

 

普通な四作

 
クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ!オラの引越し物語 サボテン大襲撃

冒頭の野原一家のシーン、風間くんとしんちゃんのお別れシーン、引越し後の野原一家の日常生活風景シーンがちょっと好きで、それ以外に特に印象がなかったので普通にカテゴライズします。

ジャンルとしてパニック映画系路線を狙ったのは良いと思ったけどいかんせん普通過ぎた。今後ももっと期待したいところはある。やはりアミーゴのホラー要素はもっとあっても良いと思うんだよな〜

 

クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁

全体的には微妙なんですが、すごく単純に、春日部防衛隊や野原一家の未来を描いたのはちょっと嫌いになれないので、この位置付け。ロマン勝ちみたいなところある。

でも、未来は結局どうなるの? って疑問とか、この作品に限らないけどギャグが全体的になんとも微妙なこととか、色々気になるところは多い。

でも、なんか細かいシーンが好きなんですよね。ギャグ演出は本当にアレ(繰り返す)なんだけど、それ以外の表現は良い。未来の野原家のシーンとかはお気に入り。春日部防衛隊が皆でしんちゃんのパジャマ着てるのとかめちゃくちゃかわいいし、芋と缶詰が多い決して裕福ではないであろう料理の並びとか、座布団が足りなくて厚いコミックか新聞?を重ねて朝食とってる様子とか。後、未来の寂れた雰囲気も嫌いじゃないし。ボーちゃんの未来の解釈一致っぷりも捨てがたいし、大人ひまわりも美しいし。終わり際の大人しんのすけと子どもしんのすけのセリフも良い。そういう良さがちりばめられていて、一つひとつが心に効いちゃってる。でもでも、しつこいけれど、決して全体的によくできてるとも言えないんだよなあ。なんというか、しんちゃんファン向けの一作な気がします。ちょっとずるい! という印象。

 

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦!

普通と良いで迷った1

多分、一番最初に劇場で観たクレしん映画で、思い出が強い。でもあらためて観たらわりと普通な気がしてきたのでこの位置になりました(ただ、温泉には映画本編外に、最強の伏兵「メイドイン埼玉」が含まれているので、これを評価に入れるかどうかもめちゃくちゃ迷ってしまった。出た出たソング、嫌いな人いないはず)

これは思い出補正と懐古な見方かもしれないけど、この時代のしんちゃん映画、アクションや音が凄く心地よい。銃撃戦のときの描写と、銭湯の回想シーンも見方によっては無駄な間があるのかもしれないと客観的にも思いつつ、主観的には好きなんだよなあ〜。展開も、巨大怪獣の破壊シーンのガチ感と、悪の組織の真の目的のギャップやら、後半の湯の力での急なパワーアップとか、なんともしんちゃんらしい。めちゃくちゃなんだけどそれで良いんだ。……いや、でもやっぱたまに冷静になってしまうときはあるよね、ということで無理矢理ですがやっぱり普通に入れときます。名残惜しいが、「良い」が増え過ぎちゃうので。

 

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!

普通と良いで迷った2

焼きそばがおいしそう! 食べたくなる! というところに良さが集中しており、そのシーンは良い、良いんだけど、そこに至るまでを考えると普通だった。敵との戦い一つひとつがわりと丁寧に描写されてるんだけどあまり印象に残らない。春日部防衛隊は内部分裂、でも仲直り。ひろしが家族の無事をあらためて考えて、自分の発言を思い返す。悪役の動機と、改心。などなど、展開が凄くわかりやすい。なんか、何もかもあっさりしてるな〜というのが「普通」になった理由でした。B級グルメというくらいだから、もっとこってりしてくれてもよかったような。

 

はい、普通はもう終わってしまいました。次からは「良い」という数がやたら多い混沌地帯に入っていきます。どれも、良い、としていますが、多分後半の方が好き度や思い入れが強いです。後良い、の一番最後は解説内にも書いてますが、クレしん映画というカテゴリであれば最高傑作、というのもあります。じゃあベストじゃねえの??? っていう疑問はよくわかるんですけどベストではありません。

 

良い!!素敵!!な作品群

 

クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望
この三つをまとめるのは心苦しかったんだけど、古き良き初期しんちゃんは取り扱いに永遠に迷っている。この時代のクレしん映画(と通常アニメ)は漫画のテンポに近く、たまにつまみたくなる味ではあるんだけど、懐古目に見てもめちゃくちゃ良作ってわけでもないのでなんとも言い難い。多分クレしん映画として完成されているのは間違いないと思う。無駄な要素もなければ、特筆要素もそこまでない感じ。アクションシーンのスピード感とかは時代を感じさせない出来。

 

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

前評判の高さ故に、ひねくれ者なので見るのが怖かった一作。

評判は嘘ではないけれど、かといってそこまでめちゃくちゃヒット!ってわけでもないという印象。ロボットの自我と葛藤って、近年特によく使われがちなテーマかなと思うんだけど、ベタにしすぎず、でも描きすぎずって感じが、ちょっとむずがゆかったかなあ。ロボとーちゃんの心情があまり書かれすぎていないからこそ、視聴者の想像にお任せします感が……。結構想像し過ぎると、コロッケの乱用やちちゆれ動作のインパクトが薄れるくらいに辛い話だと思います。ロボとーちゃんの中身も間違いなくもう一人のひろしなわけで、だからこそラストは……

ということでちょっとメインテーマがブレ気味というか、あまりにもロボとーちゃんのこと自体が気になっちゃって、世の中の父親よ立ち上がれ! 的な悪役の立ち位置が微妙だったかなあ。マッチしてないような。

でもなんだかんだで感動はちょっとしちゃうんだなあ しもだ

 

クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜

ひろしとみさえの夫婦愛に焦点をあてた作品。

映画で攫われる対象といえば大抵の場合ヒロインポジションだけど、クレしんは流石、攫われるのは一家の大黒柱・ひろし。それが良い。

この映画の表現の特徴としては、見えないものの美しさを見せてくれるところ。花束とか、家族写真とか、タキシードとかウエディングドレスとか、目に見える物は残酷なほどに傷つけられるしボロボロになっていくんだけど、野原一家の絆とか愛とか、目に見えないものはキラキラに輝いていくのが、美しい。結局のところお宝は心の中にある、という比喩、わかりやすいんだけどめちゃくちゃ響いちゃったし泣いちゃった。あと音楽も良い。まさかの挿入歌、そして全てをまとめるあいみょんのED。

正直ロボとーちゃんより泣けました。世間の評価は、逆でもいい気がしてきてしまう。

 

クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜

評価が自分の中で揺れに揺れた一作。話の展開の一転、だけでなくまた一転、というのがそうきたか! と素直に驚き、白とか黒とか悪とか正義とか、世界はそんなに単純であったり極端じゃなかったりするんだよ、ということをうまく描いてる作品が好きなので、展開面だと近年作品の中では一番好みでした。そのもう一展開、があることで、え、どうまとめんの? と思ったら、またもやそうきたか〜!?という〆だった。また一転の展開といい、最後のまとめ方といい、色々と好みは別れるかもしれないけど私は結構好きだった。

クレしんシリーズを見ているとよく感じる、しんちゃんという天才についての描き方が、マサオくんとの対比で描かれてるのもポイント。後EDの絵が最高に良いです。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

THE良作という一本。

舞台設定、話の展開、オチの付け方などなどめっちゃしっかりしてる。特に、今回あらためて見返した時は、ちゃんと意識して見ると時間の経過の描写に感心した。丁寧だな〜。

ヒロイン・つばきちゃんの描き方や、普段のおねえさんラブ、とは異なるしんちゃんの恋心の描き方はわざとらしくなくて惹かれる。後は、寂れた映画館の暗さや、消える皆、老人が馬に引っ張られるとか、所々の描写がちょっと怖かったりえぐかったりするのもまた良い味。

春日部防衛隊メインの映画だと一番好き〜……だと前までは思っていたんだけど、今回新しめの作品を初めて摂取したら、それらもなかなか捨て難くてちょっと迷ってしまったかも

 

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

今回、近年のクレしん映画を初見で見たわけですが、最も、新しいしんちゃんもやるじゃん!!(偉そうですみません)と懐古厨である私を動かした作品。

うわっ!よくできてるな~!が感想。

クレヨンしんちゃん映画を大雑把にわけると、春日部防衛隊メインの回と家族メインの回がありますが、途中までこれは完全に防衛隊メイン、と思っていた。でも中〜後半になってからは、大人の存在が独立して、大人が大人にしかできないことをする。子ども、大人、それぞれが自分にしかできない役割を果たす回なんですよね。

ちなみに、この映画の主人公は、どう考えても転校生のサキちゃんです。前編で、スパイ大作戦について「しんちゃんが主役じゃねえからダメ」的なこと書いといてなんなんですが、ユメミーはサキちゃんが主人公であり、しんちゃん映画としても成立してるので凄い。女友達として活躍するネネちゃんも格好良いし、しんちゃんもひでえ格好(水着)で戦うんだけど、とにかく格好良い。

 

全体の話は重っったいんだけど、最後、「重いけどなんだかんだはいすっきり解決!」というのではなく、しっかりと丁寧に取り扱った上で、全てを勝手に都合よく解決しない、という落とし方をするのも非常に良いなと思いました。

後話には関係ないけど、我らが道産子の星、ヤスケンが声優やってるんですけど、めちゃくちゃ良い……さすが……! そして毎回うまく使わないと一気に空気が止まってしまうゲスト芸人、役者の使い方も本作は巧みだと思いました。多分、邪魔だとか、無理矢理入れただとか、そんなに思わないんじゃないかな。個人的には、ここ数年の話題芸人クレしんゲスト挿入史上、一番馴染んでた気がする。

などなど、とにかく、細かいところまでよくできてる一本です。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

クレしん映画に限らず、作品が面白くなる要素の一つとして悪役が魅力的かどうか、というのがあると思うんだけど、ジャングルの最大の評価ポイントは、そこである。

今作のボス、パラダイスキングは、悪役オブ悪役として最高にクール。

ジャングルの王となり、サルから王様として崇められ、サルを従えた男しかし、猿ではなく今度は人間の中でも王になろうとして、しんのすけたちに襲いかかるのです。無茶苦茶で、狂ってる、と感じさせる思想。しかし、パラダイスキングは言い放ちます。

「まともじゃ王様はつとまらねえ。王様ってのは欲張りで、気まぐれ、残酷で……退屈してるんだ」

かっこいい〜〜ーー!!???

ってなりますよね。はい、好きです。

悪が突き抜けてて、それでいて目的がはっきりしてて、それが単純かつ明快、というのは逆に気持ちが良いよねえ。そんなパラダイスキングに立ち向かうのが、しんちゃんの愛してやまない、クレしん世界のヒーロー・アクション仮面(の中の人)というのも粋である。戦闘シーンは燃えるし、一度見たら忘れられないケツだけ歩きなどのギャグ要素も笑えるし、何より、しつこいけど悪役がカッコいい、というのがたまらない一作。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード

ヤキニクロードはすごいんですよ!(突然)

以前から好きなんだけど、今見たらもうちょい評価落ちるかもな、と事前に勝手に預言して久々に見返したけど、預言が見事に外れてやっぱり面白かった。ギャグ特化だと他から突出してる。面白い、にマジで全振りしてる。

あらためて分析すると、「いや、おかしい」「なんでこうなるの?」という他のクレしんでもよく浮かぶ、そこに引っかかって楽しめない、みたいな純粋な疑問を、全て爆発力でカバーしてる。家族で焼肉が食べたい、この映画の目的はただそれ一つなんだけど、野原一家がいつものようにトラブルに巻き込まれてしまったばっかりに、そんな馬鹿な!? という勢いで焼肉が遠ざかっていく。冷静になると馬鹿馬鹿しいことばかり起きるし、いや、そうはならないだろってことも節々にあるんだけど、この映画を見ている間の私たちは、野原一家とともに、「家族で焼肉を食べよう!」という目標に一点集中してしまうので、全くそういう雑音が気にならないんすよね。敵組織の存在とか目的とか危うくて、最早どうでもよくないかって感じなんだけど、いざ見終わるとこの映画良かったな!?ってなっちゃう。

中身がない!と感じるか、焼肉食べたい!と感じるかは人それぞれかもしれない。私は大好きです、ヤキニクロード。あっぱれ。

 

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

クレしんが好きであればぶりぶりざえもんが好きなのは仕方ないことで、ぶりぶりざえもんが好きであればブタのヒヅメが好きなのは仕方ないこと。ぶりぶりざえもんの声優を務められていた塩沢さんが亡くなられたとき、幼心ながらにショックだったことを覚えています。そんな塩沢さんのことを考えつつ、このぶりぶりざえもんのストーリーを見ると……やられる。ぶりぶりざえもんというヒーローは、たまらなくおばかで、たまらなくかっこよくて、たまらなく愛おしい。ぶりぶりざえもんを描く上での最適解な一作であるという印象。

 

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡

ひまわり誕生後の一作で、ひまわりがメイン。最初はひまわりばかり贔屓されているように感じて拗ねていたしんのすけが一作を通じてお兄ちゃんになっていく過程が……とまで書くだけでももう、こんなの嫌いな人いないでしょう、と思う。

私が今回の番付でオラと宇宙のプリンセスをワーストとしている理由には、しんのすけとひまわりの兄弟を描いた話としてはすでに暗黒タマタマという超優良作がある、というのもあった。タマタマ、何回も繰り返し見てる作品の一つで、かなり好きなんですよね。しんのすけの成長物語として描かれているんだけど、その成長していくうえでの環境が良いのも魅力。敵役も敵役ではあるんだけど、寝返る人もいたり、一般人を巻き込まずに戦おうとする粋さがあったりするのが心地よいし、後塩沢さんが声を演じる珠由良ブラザーズ次男・ラベンダーの美しさたるや……クレしん史上トップクラスに好きなキャラクターかもしれん。

最後の方はなかなかはちゃめちゃなんだけどそれも含めて好きなんだなあ。

 

クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦

クレしん映画の感動作といえば、でおそらく一番に名が上がるやつ。私にとっての一番ではないんですが、結局のところ名作なのは間違いないし、そりゃ泣いちゃうよ、、、世間評価一番?なのも全く文句はありません。適切な時間を適切に使い切ったストーリーに魅力的なキャラクター、戦国時代の残酷さにうまいこと混ぜてこねくりまわしたしんちゃんの柔らかさと魅力……あんまり言うこともありません。

 

後ギャグ要素も完全に忘れてるってわけでもないし、ひろしの戦闘シーンとかめっちゃ好きですね。戦国は映画館で観たんだけど、ひろしのシーンは笑いが起きてたのを未だに覚えているし。上映後の雰囲気は流石に覚えてないんですがどうだったかな。泣いてたのかな。

ちなみに実写は見ていないし見る予定もない。

 

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

はい。これが攻守共に最強、という言葉が似合う作品です。クレしん映画という括りの中であれば間違いなく一番完成度が高いです。私は後述する、最早バレてる、オトナ帝国という化け物作品が何より好きで仕方ないからこの位置なんだけど、クレしんらしいクレしん映画としての最高傑作はヘンダーランドであると声を大きくして言える。

作品の終わりと始まりというのは重要で、綺麗に幕が開き、綺麗に幕を閉じるという行為は実はめちゃくちゃ難しいと思うんですが、この映画それがうまいなんてもんじゃない。完璧に近いし、それでいて内容も、展開を無理やり進めるためにストーリーを動いているわけじゃなくて、起承転結それぞれの肉付けも素晴らしければデザインも良いし、不気味なところはちゃんと不気味で、それでいてギャグのテンポも最高という、ベタ褒めだけれどそのくらい完成度が高いです、ヘンダーランド。何回通して見ても、何もマイナスに感じるポイントがない。拍手。

 

はい。長かった「良い」がやっと終了。では最後です。

 

ベストオブベスト、最早GOD

クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲
唯一神クレしん映画どころかアニメ映画、さらには一般映画などなど含めてもTOP5に間違いなく入るくらい好き、唯一無二の傑作……なのでもはや何を言ったらいいかわからないです。嫌いなシーンや描写が一つもないくらい好きです。何十回見てるかわからないし何百回泣いてるかわからない。こんなことあらためて言うのも恥ずかしいけど音楽も最高。
人生の根本に常にいる映画。漫画版も持ってる。でもやっぱり映画が最高。名シーン・名台詞のオンパレード。そして無駄な要素やだらけるシーンがマジで皆無で、観ている人の心を揺さぶる表現で細かいところまで埋め尽くされている。この映画を観ていない人は頼むから見てほしいし、なんなら歳を重ねるほどにまた別の感情が膨れ上がるから毎年一回は見るのが良いと思う。言い過ぎでは決してない。

 

 

以上です!長い!!!優柔不断な性格の所為で、順位付けってほど明確にはならなかったけれど、ぼちぼち自分がその作品についてどう感じていたのか、まとめることができたのは楽しかったです。

そしてこんな記事の最後に書く内容ではないかもしれないけれど、自分で見て自分で評価することの大切さというのは計り知れません。

なんといっても、10分で映画を観た気にする「ファスト映画」というコンテンツが流行ったり、作品の名前で検索すると「○○は面白い?つまらない?」とかいう謎の、人様のレビュー集めて、「その作品が面白いかつまらないか」を採点した記事がヒットしたりする世の中、正直恐ろしいなと思います。面白いかつまらないかは自分で摂取してから判断するものでしょう、と私なんかは思ってしまうんだけれど、時代が進むにつれてコンテンツの消費の仕方も大分省略されてきているのかもしれません。

ということで勝手なクレしん映画レビューでした。

繰り返しますが、全てが「個人的」な評価です。私にとってはオトナ帝国が不動なのですが、一人ひとりに、さまざまな理由でのナンバーワンがあるはず。あなたにとっての、一番のクレしん映画はなんですか?

 

などと〆つつ。日付変わって今日は、ぼくのなつやすみ×しんちゃんのSwitchゲームソフト、オラの夏休みの発売日!!私も気になっているので、やる予定です。

良いクレしんライフを。

 

クレヨンしんちゃん映画番付2021年夏の陣 前編(ワースト~微妙)

クレヨンしんちゃん」が好きです。

と言いつつ、いつからか、毎年放映される映画を、気付いたら追わなくなってしまったんですよね。でも最近では配信サービスが充実していて、家で好きなときにクレしん映画が見られる。この良い時代にあやかって、ここ一ヶ月で一気に、クレしん映画を観たものも観てないものもあらためて見漁りました。

良い機会だなと思うので、アクション仮面VSハイグレ魔王〜新婚旅行ハリケーンまでの27作品(ラクガキングダムは配信がまだされていないので除外)を、独断と偏見で評価して勝手にブログにまとめる、チキチキ クレしん映画番付2021年夏の陣を開催します。

 

 

まず先に言うと、順位はつけられませんでした。

もともと順位をつけるのは苦手なのです。クレしん映画に関しては不動の一位はあるんだけど、それ以外を並び替えるのもなかなかしんどそうなので、ワースト、微妙、普通、良い、ベスト と言う感じで分けていくことにします。

 

次に評価の仕方についてですが、私は当然ながら名の知れた評論家でもなければなんでもないので、もちろん主観を大事にします。そして主観を大事にした結果、懐古厨なのがどうしても否めず、思い出補正を考慮してしまいます。そのため、初期、特に2008年(クレしん映画を追うのを辞めた年)以前の作品については多分甘いです。

 

一応各作品ごとにぶつぶつ語ります。

自分基準で、本編を楽しむ上で伏せた方が良いと思われる情報とかは多少考慮しますが、あらすじ、映画全体の雰囲気、セリフ諸々触れるところは触れるので、ネタバレ知りたくないって人は読まないでください。

 

 

そんな感じで始めます。早速ですが今回は、「ワースト、微妙」にカテゴライズした悲しき作品を8つ紹介します

正直な言葉で、批判メインに綴っています、すみません。私の独断と偏見による個人の意見です。作品は悪くないのだ、私にとって悪いというだけで。

 

 

ワースト(最下位)な一作

 
クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

最下位な理由は、ストーリー、キャラクターや諸々のデザイン、家族の関係云々全てに納得がいかなかった一作だからです。クレしん映画じゃなくて良くないか、っていう感想が後で他の作品ででてくるんですが、一方でこちらは、クレしん映画じゃなくてもいいだろうし、そもそも一本の作品として大丈夫か? というタイプのやつだった。

例えば、この映画は一応ひまわりとしんのすけの兄妹愛がメインテーマかと思うんだけど、その取り扱い方がやたら乱暴。冒頭では話のきっかけ作りとしてしんのすけとひまわりが喧嘩するんだけど、そもそもしんのすけとひまわり、あんな喧嘩するか? というところから疑問で、それに対するひろしとみさえの対応もなーんか、なーんか、クレしんってこんなんか? こんなんでええんか? と勝手にもやもやしてしまって、ずるずると良くわかんない無駄なミュージカル見て、悪役に不快感もあって、と何も褒めるところが無いまま、そこにトドメでしんのすけが政治家の会見開いてるみたいな描写があって、ついにキレた(アニメ映画を見てキレるいい歳した女)。

しんちゃんが現代の本質を切ったり、間接的に触れたりするのはむしろ評価したり、感心したりすることもあるんだけど、これに関しては持ち込み方があまりにも安易だったのでキレた。しんのすけを利用して何かを伝えたいなら、演出というオブラートで丁寧に包みやがれ

 

キレたついでに余談だけど、数年前に、しんちゃんを使った夏休みの広告があった。「母ちゃんの夏休みはいつなんだろう」とか、しんのすけが考えているみたいな内容のやつ。ネットで「感動」「泣いた」とか言われてたけど私はあれにもキレてた(下記はキレてた当時のツイート)。

 

 

私は基本的に、クレしんで下手なメタファーをやられるとキレるんだな、というのがよくわかった一本だった。

 

ここで言っておくと、ワースト、どうやって決めるか悩んでました。というのも、宇宙のプリンセスって結構書くことが浮かんでくるタイプのやつで、逆に、そんなに書くことが浮かばない・記憶に残らないタイプのやつもあったので、どっちを下にすべきなのかなあと。今回は、「嫌悪」の感情がはっきりと出てしまったこちらを選びました。

 

微妙な七作

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦

なんで微妙なのか、という理由を端的に説明すると、この映画の主人公がどう考えてもしんちゃんじゃないからです。

しんちゃんをスパイに誘う映画オリジナルキャラ・レモンちゃんと言う女の子が出てくるんだけど、この子が明らかに主人公。

アクションもこの子。しんのすけをうまいこと動かすのもこの子。終盤もずっと大体メインはこの子。

なんかもう、レモンちゃん主役でアニメ映画作ればよくねーか!? と、観ながらずっとモヤモヤしてしまうのでこの位置になりました。

スパイ大作戦ってタイトルからは、しんちゃんがスパイとして大活躍してるのをイメージしてしまったので、失敗ばっかり、体力もレモンちゃんに負ける、やたら騙されまくる、みたいな格好悪いしんちゃんを見て残念でした。後単純に話がひたすらオナラで引っ張ってるのだけクレしんっぽいので、レモンちゃんというクレしんっぽくないキャラとの温度差でより底冷えしたのもある。芋羊羹はうまそう。

 

クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者

ダークファンタジー的な雰囲気、重み、しんのすけ以外の皆が段々と変わっていってしまう様など、謎がどんどん深まっていく感じは嫌いじゃない。ただ、それがうまく消化されていかないから、全体的な間の悪さ、退屈感が目立つ。なかなか展開しない、ずっと同じような雰囲気が続く。途中でしんのすけが騙されてやっと起承転結の「転」あたりが来るんだけど、引っ張った割には折線グラフの上がり方としてはどうにも足りない気がする。

私がクレしん映画を積極的に観なくなったきっかけの一本でもあるので、この位置。悪者の目的とか、不気味さとか、要素だけは面白くなりそうな雰囲気があっただけに残念。うーん。起承転結が薄い分、ヒロインポジションも結局なんでしんのすけがやたら彼女を気に入ったのかよくわからず、ラブ展開についていけないまま終わった。

 

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ

何回みてもストーリーが頭に内容が入ってこないので、なんか本当に3分で終わらせても良いのでは? と思っちゃう映画。

でも本筋や怪獣退治はともかく、日常パートである冒頭の野原家の朝の光景(SNSでもバズったあれ)は凄く良くて、そこは印象的。私、みさえと気付いたら同い年になっていたわけなんですが、二児の母・みさえ凄いよという気持ちと、野原一家の「家族」っぷりが脳に直接注ぎ込まれる感じは嫌いになれない。でも総合するとやっぱ何やってたか忘れるし、みさえとひろしがダメになっていってしんのすけが家族を支えるくだりというのは、クレしん映画に不動の一位(後編で紹介)があるからどうしてもちょっと見劣りしてしまう。あ、EDの怪獣紹介も好きです。もっと映画自体が好きだったら、より良いEDに映っていたかも知れない。微妙カテゴリの中では最も普通寄りの微妙に位置付け。

 

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!

前半だけなら「良い」に入るレベルのクレしん映画きってのホラー作品。ホラーっぷりが突き抜けていて、ホラー大好き故にめちゃくちゃ期待していた分、後半でアミーゴ要素が強まってから一気に評価がダウンするめちゃくちゃ勿体無い一本。

クレヨンしんちゃんなんだからギャグにしないと、という考えのもとでホラーとおふざけのバランスを調整した結果、一番悪い出目を引いてしまったみたいな感じがある。前半のあの雰囲気で是非もう一本作ってほしい。

 

クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ

メインキャラ・シリリ(宇宙人の子ども)のことをなんかあんまり愛せないまま進んでしまったのが主な原因。なんかこのおしりみたいな生き物、やたら騒がしいな〜、とずっと思うばかりで、頑張れ!とか、かわいそう!とか寄り添うことができなかった。

悪役の思想や考え方には割と説得力があって良いなと思う反面、割とすぐに崩れてしまうところ、もう少し苦労してもよかったのかなという印象。そしてラストがなんともスッキリしないまま終わる。

後、25周年記念で、映画本編内にこれまでの映画のゲストキャラやモチーフが大盤振る舞いされている。正直そこばかり気になってしまって本編に集中できなかったのもあるのかも。おまけ要素が本番になっている一本である。

 

クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!

まとめてしまったのはどちらもそんなに書くことが浮かばなかったから。

野原一家の家族愛で感動表現しようとして失敗した例×2かなと思っている。ストーリーや展開についていけないままて感動シーンが来ても、どうしても心が動かない。捻くれ過ぎている自覚はある。野生王国はみさえが心を取り戻すシーンがやりたかったのかな、と思うんだけどなんだか狙い過ぎな気がしてしまったし、ケツだけ爆弾はシロメインで、シロへの愛は良いなあと思いつつもどうしてもシロを犠牲に地球を救うかシロを犠牲にするか云々の展開が飛び過ぎてて、とって付けた感凄い。野原一家のことが大好きなのだけど、そんな野原一家がやり遂げたいこと、に納得がいかないのやはり辛い。そして野生王国は、えーと、なんだっけ。いや本当、みさえのシーンしか覚えてない。エコとエゴをかけてるんだっけ。夫婦喧嘩なんだっけ。本当につい最近見たはずなのに記憶がない。

 

 

以上、まずはワーストと微妙の8本についてでした。

次回は普通、良い、ベストの発表になるでしょうか。

正直、ベストや良いにカテゴライズされる昔の作品については、語るべきことが逆に見つからず、「良い」「面白い」ばかり語彙力ゼロで連呼してる可能性がありますが悪しからず。

 

そのうち後編書きます、以上。

年末所感

「振り返る」とか「まとめ」とか、あまり得意ではないのと、しばーらくまともに心情吐露的なものをしていないので、書きたいことだけ書こうと思います。


2020年は、死が近い年だった。
私の場合、中学生くらいからタナトフォビア(死恐怖症)の気があって、ここ数年はマシになっていたんだけど、今年は感染症が猛威を振るうっていう、想像はしたことがあった世界の混乱が現実にやってきたので、どうしても死について考えることが多い年になってしまったなという心地。


後、死恐怖症とは矛盾しているかもしれないんだけど、生きることに向いていないな、とつくづく思った年でもある。死にたいのではなく、生きるのに向いていないな、と本当に息を吐くだけで思うし、寝ても起きても思う。思わざるを得ない。


今年、特に思ったのは、過去にあまり風邪以外の病気の経験がなかった自分がちょっと患ってしまったときのこと。
9月頭に、精神から来る(と言われている)けど原因は基本的に不明で、完治は難しい病気に突然なってしまった。
※こう書くとなんとも厄介な感じがしますが、12月現在、もう薬は飲んでいないし、症状も全然出ない、これ、完治といってもよいのでは?という状態にはなっています。


病は気からってよく言ったもんで、逆に体が弱ると心もばっきばきに弱ってしまう。
症状が出てから一週間くらいはずっと、「ずっとこんな状態が続くの?」「だとしたらどうするの?」と考えるくらいには辛くって、ほんと~にアホな話かもしれないんだけど、「神様から直々に、お前は生きるのは向いていないって烙印を押されてしまった気分だな」なんて考えていた。
ここからがよりアホなんだけど、なんでかって、症状が出ると辛くてゲームができないんですね。ゲームを色んなものの拠り所にしていたし、ゲーム以外にも映画やら文章読むやら書くやら頭と目を酷使する趣味しか基本的にはなくって、それらができない状況って、「マジで生きてる意味ある???」って思っちゃったくらいには追い詰められてたんですよね。日常的に当たり前にできていたことができないと人はそんなことを考えてしまう。
ちなみに酷い症状というのは主に目眩で、症状が軽いときに「ちょっとだけでも息抜きをしないとむしろ息が詰まってしまうから」という考えのもとちょっとだけApexをプレイしたらチャンピオン取りながらめまい発作起きて倒れるっていうマジで釈迦氏(某配信者)のことを笑えない事態が起きました。


まあ、処方箋やらなんやらでその症状は一週間でほぼ治ったんで一安心なんですけどね。体調や心情の激動と過去一外出のない一年で、本当気付いたら年末で驚いている。
症状治っても相変わらず生きるの向いてないな~とは思うし、年末に死が死がどうこう言ってるのもなんなんですけど、そういう年だったな~という所感。


来年も生きるのに向いていないな、と何度も何度も嫌になるほど思うのだろうけど、それでも多分、しぶとく生きているのだと思います。

その日の気分暮らしで、社会や仕事は嫌で、でも今夜食べる予定のラーメンやその後ゲームやるのは楽しみなんだよね、とか、そんな程度で。

そうそう、9月頭のそれからというものの、「週に1回なんか書く」という自分で勝手に続けていたことを途切れさせてしまったけれど、また来年書きたいことができたら色々書きたいな、と思います。好き勝手に。


良いお年を。

2020年12月6日 はんじょう配信 ダイヤを目指して#18【APEX】

【配信メモ】

2020年12月6日 はんじょう配信 ダイヤを目指して#18【APEX】
概要:おにやとAPEXやる
おにやをプラチナへ


お気に入りな配信過ぎて何度も見返しているうちに、ツイッチの仕様上2週間で消えてしまうのが惜しく、気付いたら会話の至る所をメモっていました。
自分用メモです。本当にただの自分用です。問題ありましたらすぐに記事ごと消去します。

 

アーカイブURL:


・開幕沼ジャンプ
はんじょう(以下、は)「おにやお前ジャンマスだぞ!(残り3人)」
おにや(以下、お)「大丈夫読んでる読んでる」
は「何を読んでんだよ?」

着地後
は「何このゴミみてえな場所!?」


お「レプリケーターでアーマー強化って有り?」
は「有り有り」
お「違うんですよここはバッテリーなんですよはんじょうさん。あなたマスターなんだからそこはすぱっと答えてくれないと」
は「お前、死ねや、なんでお前、問いただしてくるんだよ試合中に」


は「フラットラインと拡マガ3あるよ」
お「俺スピファ」
は「拡マガは使うっしょ」
お「じゃあ一応両方もらおうかな」
は「両方もらってんじゃねーか」


・プレイ時間 はんじょう<おにや


コメント「おにやってAPEXやってたんだ」
は「俺は裏でいつもおにやに付き合わされてるんだよ」
お「付き合わせるって表現よくなくて」
は「だって俺が断ってもさらに誘ってくるじゃん」


お「プレイで魅せる」
は「お前は喋りで魅せなきゃいけないだろ」


お「はんじょうが配信するならこの名前まずかったな」
TSM_oniya_Twitch
TSM=海外屈指の強さを誇るプロチーム
おにやはツイッチのアカウントを持っていない


は「お前TSM入ったじゃん、正式に」
お「公表してないからさ。チーム内に規約があって」
は「最俺とかTSMとか、そういうの好きだよなお前」


・定期:アザゼル山本のEMP(クロスプレイ特有?の異音)


は「レイスでマスティフ強いよ」
お「そういう流れあんまり好きじゃなくって。レイスでスナイパー持ちたい」
は「ええっ?」


・おにやが敵前のはんじょうを置いてドアを閉める
は「お前閉めんじゃねえ、殺すぞ」


は「俺ら二人がガチで仲悪いと思ってる人がいるのやばいよな、あの切り抜き(https://youtu.be/dduQZsDsMJk)の力やべえな」
お「でもマスターいっちゃってるからな、友人とは言いにくい」
は「じゃあなんであんな誘ってくるんだよ、APEX」


は「お前さっきテルミットあたって死んだべ」
お「いや、フォーカス浴びて死んだ」
は「嘘つけ、お前の部屋燃えてたの見たぞ」
お「いや、1on3だった」
は「お前本当そういう単語ばっか覚えてるよな、俺が1人落としてるからそもそも3いないんだよ」


お「あいつらすげえ、なんか、連携組んでるわ」
は「ナイス報告、その報告でかいよ」


お「2、2、2!2入った!」
は「2?」
お「グレで2ってバグか?」


今度もこう先生呼ぼう
お「もこうさんゲーマー気質だからきっとうまくなる」


配信外でおにやに地の果てでジャンマスを譲られた話


お「配信だから多少綺麗にね」
は「暴言とか吐かないってこと?」
お「暴言は普段から吐かないけど」
は「お前ふざけんなよ、ぜっったいボロ出るから最初に言っといた方が楽だぞ、キャラ作りやめろって、お前悪魔じゃん」


は「おにやは礼儀正しいやつみたいになってるけど絶対いずれ俺にひっくり返る」
は「おにやは、常識無くはないけど、オカシイ」


は「おにやと女の話を一度もしたことがない」


お「パスファ、前はんじょうが使ってたから、俺が使えない理由はない」
は「そうだな、おにやの方が俺よりゲームうまいじゃん」
お「そうだと思ってるんだけどね」


お「ハンポマスティフって有り?」
は「狂ってるね頭が」


・おにやのみ死亡したが撃ち合い勝利
お「すごい、フォーカス浴びたんだよねえ」

お「正直今のは倒したかった」
は「でも、削ってくれた?」
お「一発も当たってない」
は「それは……褒めるところねえわ、流石の俺も褒めれねえわ」


・沼ジップにより死亡
は「なんだこのクソジップ」
は「しかもめんどくせーところで死にやがって」
は「人工のジップ使えばよかったのに」
は「お前の友達もお前のジップ使ってないぞ」


お「あそこ登れないっけ。不具合じゃない?」
は「お前のジップが悪いんだよ、自分のミスを不具合って言うな」


リスポーン後はんじょうの荷物を漁るおにや
は「それは俺のだよ!あっちいけバケモノ!」


は「今のとかなんで負けたのか考えると勉強できるよ、今なんで負けたと思う」
お「俺がブラハじゃないから」
は「どゆこと?」


・チャンピオンが爪痕持ってる
お「代行か?」


コメント「はんじょう今日おにやに優しい」
は「俺はいつもおにやに優しい」


お「スキャンしたけど出てない、バグかな?」
は「そういえばお前、前むじょるさんと一緒にやったときにキレられて、お前ブラハやめろって言われてなかったか? 今思い出したわ」


お「彼(アザゼル山本)、内気なところがあって」
は「おにやと相性ぴったりじゃん」


おにやともこうを誘ってCRカップに出ようとしていたはんじょう


お「Vtuberってどうやって会話するの?絵を経由するわけではないってこと?」


は「おにやと遊ぶ実況者とかいないでしょ、お前終わってんじゃん色々と」
は「皆お前のこと癖あるって言うよね。まず他人を認めないじゃん」
お「認めてるよ、はんじょうを認めてないだけで」


は「おにやまた今度あまんがすやろう」


お「今武器結構しっくり来てるわ、この編成」
は「いいね、何と何?」
お「RE45とスピファ」
は「RE45とスピファ!?」


かものはしはデッキメイキングセンスがすごい
お「俺はシャドバしてるときエゴサして他人のデッキパクってた」


お「スマホ版APEX出てほしい」


お「1000時間やってるけどゴールド2が適正なのかも」


加藤純一助言による後輩軍団のツイッチスタート事件
は「俺らが一斉にツイッチ始めたの、マジで案件だと思われてたらしいよ」
あのタイミングでは始めなかったおにや
お「俺あのとき喉が調子悪くて」


おにやが生放送でペクスやったら需要あるって話
お「長時間放送とかやらないとダメかなって、でも100時間ペクス生放送やるより95時間別のゲームやりこんだ方が総合的なアレになるかなって」
は「お前、二度とやるとか言うなよ生放送」


は「おにや何で死んだの?流れ弾?」
お「すごいフォーカス浴びた」
は「フォーカス俺にきてたと思うんだけど」


は「おにや、撃ち合うとき止まってるから当たるんじゃない?」
お「止まってるっていうかねえ……うん一理ある、うん一理ある」


お「もこうさんのペクスがおもろい」
は「ブロンズで味方に文句言う人いないからめっちゃおもろい」


はんじょうが敵をダウン
お「あ~~今のしゃぶらせてほしかった、今のキルポほしかった……」
は「だいじょぶだいじょぶ」


アザゼル山本→おにやのPS4を受け継いでアカウントを変えずそのまま使っている人


お「空腹だから、ぼちぼち飯食いに行っていい?」→その後1時間半配信
お「空腹じゃなければエイムもっとよかった」
は「お前さっきまで空腹じゃなかっただろ」


は「おいジャンプだぞお前」
お「見てる」
は「もう俺らしかいないぞ!」
お「読んだ、ここ敵いない」→敵いる


お「敵は漁るのに20秒かかると思うから、1分50秒になったら出よう」
は「考えすぎだね、そうやって死ぬじゃんお前いつも」


お「俺カバーいけるいける」→いけない


アザゼル山本のバナー1秒間に合わずリスポーン受け付け終了


は「いいから左いけ!左!前は敵いるから!左!ターンレフト!だから左だよ、そっから見たら右!」


コメント「おにやは1000時間中950時間は座学してたんじゃないか」


お(ゴールド)「はんじょうをダイヤにいかしてやりてえよ」
は(プラチナ)「俺をダイヤにいかせようとしてくれてたの!?」


おにやのジャンマス譲りが遅い件
は「自分で飛べばいいんじゃない?」
お「俺ジャンマス下手だからさ、かぶっちゃって負けるから」
は「でも譲られると、俺の所為にされるんだよな」
お「まあそうだね。責任逃れかもしれないけど許してくれ」


は「俺がダイヤ3いったらやろうぜ。俺のポイント溶かしていいよ」
お「いや、あげるあげる」
は「笑」


はんじょうプラチナ2から3に降格
は「次行こう。APEX楽しいね」
お「反省会案件…(小声)」
は「なに?」

は「おにやの所為じゃないからね、俺が撃ち合い勝てばいいんだから」


前半でおにやが「こんなにやってるけど、ハンマーとれないのよ」と言っていたが、レイスでハンマー持ってることが判明
は「おにやお前ハンマー持ってんの?」
お「バレた?」
は「お前やっぱキチ●イだな」


・二人のFPS歴史、学生時代
おにや→家でやると怒られちゃうから塾サボって地元のネカフェでFPSやゲーセン
はんじょう→大学生までPC触らず、お金のかからない遊び(中学生でもケイドロ、鬼ごっこ、缶蹴り)


おにや、22時以降もゲーセンにいたことで警察に見つかり、親に怒られて泣く


は「昼休みサッカーとかやってたよ」
お「そういうやついいなあと思ってみてたよ、なれない自分だなって」
は「でも体育の時間とか皆で仲良く」
お「ストレスだった」
は「それは相手が悪いんじゃない?絡み方とか」
お「過剰なストレス」


お「一部はんじょうの視聴者には伝わると思うよ、明るさが太陽みたいで、近寄らないでほしいの」


部隊全滅→お「雑談やめよう!思い出しちゃったもん昔のこと」→やめない


は「体育の授業とかさ、パスとかまわしてこなかった?」
お「まわしてくる」
は「じゃあいいやつじゃん」

お「なんだろう、クレーバーいらねえっていってんのに渡してきて、3発に1回しか当たらないのにめっちゃ当たるやん!って言ってくる感じ。きつくない?」


お「雑談はやめよう、バスケの話はやめよう」
は「バスケ、ちゃんと教えてくれる人いれば楽しいよ」
お「今はその話をすべきではない、周りに何部隊いるかとかそういう……」
は「バスケ面白いって皆いってたよ」
お「バスケきつくない?」
は「のってきてんじゃん」
お「指つるじゃん」
は「やり方教えれるから、大丈夫だよ」
は「時間取り戻さない?俺と一緒に。高校の時の」
お「その話で2時間話せそうだわ。高校時代の青春取り戻せないか、去年と今年ちょっと頑張ったけどダメだった」


は「お前と遊べる人間なんて本当にいないじゃん。お前ってゴミじゃん。本当にやばいじゃん」
お「めっちゃ言ってくるじゃん」


お「配信外だと下の名前で呼んでくれるのに」
は「じゅんきって?本当にお前嘘つきだな」
お「乾杯!はいイッキって」
は「俺がイッキすすめてるって?最低じゃん。お前そういう絡み方嫌いだろ?」


お「リア友って表現好きじゃない」
は「それはお前がリア友いないからだろ」
は「お前友達いないじゃん」
お「何リアルって。はんじょうのリアルはどっちなの?」


は「なんとなく今の会話で、お前とこーすけさん(最終兵器俺達)は合わないなって思った」
は「俺は耐えれるんだよ、お前のそのねちゃねちゃしたやつ」


は「こーすけさんと話してなくない?」
お「一緒に飲んでるとき、挨拶してるし」
は「挨拶は話してるとは言わねえんだよ」


は「席も遠くない?一緒に飲んでるとき、お前が本能的に避けてるんじゃない?」
お「俺は話しやすい席座ってる」
は「本当?お前大体俺の隣じゃね?」
お「そうね」
は「そして大体向こう側にかものはしがいる」


お「でも俺こーすけさんとゲームの話とかしてる」
は「それは別にお前に向けてしゃべってなくない?」
お「8人いて誰々に向けて話すってなくない?」
は「あるよ、お前俺と二人で喋ったりするじゃん」


は「俺毎回飲み会で目標あんだよね、誰と誰仲良くさせたいとか」


お「そういう俗世間の常識は捨てるべき、君は」
は「お前、世間のそれを捨ててるから友達できないんだよ」


お「友達ってなんですかはんじょうさん」
は「友達とはというのはどういうことですか、それは友達で悩んでるやつが言うセリフ」

お「困ってはないよ、今この瞬間楽しいもん」


お「でも本当にYouTubeはじめてよかった、はんじょうとかにも出会えなかったから」
は「そういうの大事だよね」


お「俺この性格だから、一個歳が上なくらいで先輩、とかすごい嫌だったの、大学入っても。敬意が持てないのよ」
は「わかるよ、俺もそのタイプだから」
お「でも、このYouTubeやって出会った先輩って、もう心の底からリスペクトできる」
は「あそこの先輩たちは尊敬できるってことね」


お「自分の性格嫌だなと思うのは、何言っても本心じゃないと思われる」
は「気にしてんの?」
は「おにやのことわかってくれる人はいっぱいいるよ」


お「あんなあったけえ先輩たちいないぜ。本当ありえないくらい思う」
お「ニコニコ出身の人のあったかさは違う、本質が違う」


は「おにやってタメの友達いるの?」
お「リアルで一人だけ。ネットは、はんじょうくらいじゃない?」


お「先輩と遊ぶ方が楽しい」
は「どっちも楽しいかな。大勢で遊ぶの好き」
お「ダメだ、引退しろ、配信者を。君は大事なものを捨ててしまっている」
は「なになに、言ってみて」
お「あーっ!」敵に撃たれる


は「おにや、大事なものって何?」
お「大事なもの?」
は「大事なものが欠けてるっていってなかった?」
お「世界観」
は「というのは?」
戦闘になり中断


お「あはは、俺がめちゃくちゃやべえやつみたいになってるな、誤解されてる。違うんだ」
コメント「やべえよ」「やべえやつだよ」「そうだよ」


は「世界観、というのは」
お「はんじょう発信では俺やべえやつみたいになってる」
は「いや、世界観がおかしいってなったから、それの説明だけしてくれれば」
お「俺世界観って言ったか、さっき」
は「あ、覚えてない!?」


・ラストマッチ
戦闘で撃ち負けるおにや
お「はんじょう、APEX辛い!はんじょう!」
お「ゲームとは思えない」
お「つら…」


お「はんさん…」


お「ごめんなさい、散々ポイント溶かしたあげく…」


は「またやろう」
お「こちらこそなんか、アリガトウゴザイマス」


お「オツカレサマデース」
は「なにそのキャラ、おにやの」

 

9月-10月に色々届く&最近買ったもの

数ヶ月前から予約しているものが、そろそろいくつか届くことに気付いたので、わくわくするために残しておくやつです。

 

そろそろ届くもの


・バチンウニのぬいぐるみ

発売が先だったでかいの(ほぼ等身大サイズ)は届いていますが、先に発売を予告されて予約していたちいさいのが近々届く予定です。
写真でしかまだ見てないけど、表情とフォルムが出来よさそう。でかいのに乗せたい。

 

でかいの↓

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それにしてもバチンウニ、決してそこまで好きなポケモンじゃなかったはずなんですが、一度育成して対戦パーティに組み込んでからというものの、色厳選もしてしまったし、やたら好きになってしまいました。9月からの新ランクマでも活躍なるか。


・ミッドサマーのBlu-ray

今年の2月あたりから私の心を掴んで離さなかった映画のBlu-rayがついに来ちゃう。
特装版の予約後、何の因果か、公式企画で1名様のみに当選だった通常版Blu-rayを当ててしまうという豪運を発揮したので、特装版と通常版が両方来ちゃう。保存用と布教用にしようかなと考えています。

おまけ:この映画に囚われ、通常盤、DC版で二回も一万字くらい書き綴ってしまった約一万字のnoteはこちらです。

 

・moonのサントラ

moonがスイッチで発売することが発表されて絶叫したニンテンドーダイレクトが遠い昔の話のよう。今度スペシャルパッケージも発売しますけれども、本当に2020年なのか今は……
スペシャルパッケージ版予約すべきか否かずっと迷っています。近年、私は大人なので……などとほざきながら色んなものをぼかすか予約してしまう病気がありますがたまには悩みます。いやでも悩んでる時点で負けな気がする。


・マンガ+ドラマCD
これだけアバウトだなおい、となるんですが、所謂私自身古いオタクなので、なんというか、日の目を浴びすぎるのもどうなのかなという考えを持っており、商業とはいえあまり大々的におすすめするのもあれだなと思い伏せています。でもめちゃくちゃおすすめしたい気持ちがあります。勘の鋭い方だけわかると思いますが、9/19に最終巻となる3巻と、ドラマCDが同時発売される、スピンオフ作品のあれです。知りたい方は直接聞いてください。


PerfumeBlu-ray

2020年2月25日に行われたPerfumeの東京ドーム公演の円盤です。
何度かツイッターやブログに書いておりますが、私はこの次の日の2月26日に行われるはずだった最終公演に参加予定でした。しかし、政府のイベント自粛要請が出された当日であったために、開場のほんの数時間前に中止が言い渡され、涙を流したのでした。そんな、見るはずだった公演。に一番近い公演を、Blu-rayで見るべきなのかどうかもの凄く悩んだ。トラウマになりそうで。でも、でも…、と思いながら購入。
見たら泣く気しかしない。


スピッツBlu-ray

スピッツの円盤、全部集めたいのでちょこちょこ増やしている最中です。
私が「とにかく好み一点直球ど真ん中の男性」と感じているスピッツベースの田村リーダーというイケオジがおり、彼の暴れ踊り狂うベースがスピッツライブでは毎回魅力的なんですが、このツアーでは8823で演奏しながらおにぎりを食べるシーンが収録されているので手に入れなきゃ……!となりました。
ぱふゅむ、スピッツはちなみに、お誕生日クーポンとまとめ買いクーポンでめっちゃ安く購入できました。HMVさんありがとう。

 

 

上はまだ届いてないものたちですが、最近買った物もいくつかおまけで貼っときます。

 

最近買ったもの


・バブ 爽快シャワー エキストラクール

近年夏は毎年買ってる。これ塗ってお風呂上がると身体が凍る。夏の風呂上がりをめちゃくちゃヒヤっとさせてくれるニクイやつ。
マンモスもシロクマも使ったことあるけどどっちも涼しい。違いがわかっていない。


・エクセルアイシャドウ リアルクローズアイシャドウ×2

「オーロラプリーツ」「チェリースカーフ」二種類一気に買っちゃってる。ていうかリアルクローズアイシャドウは他にも三種くらい持ってる。全部使い切ってない。
なぜ人は目が二つしかないのにアイシャドウをいっぱい買うんでしょうか。いや、化粧品全般がそうだけど。
色味がかわいいとなんかもうただただ雑貨的な可愛さで、パレットのつもりで買ってしまう……全然関係ないけどパーソナルカラー診断一回は行ってみたい気持ちあります。似合う色を教えてくれ


・サボン ボディスクラブ マンゴーキウイ

サボンのボディスクラブはムスク→バニラと使っていて、ムスクが圧倒的に匂いが好きなので次もムスクかなーなどと考えていたんだけど夏限定ってのと爽やかでまさにマンゴーとキウイ!な匂いに惹かれて買っちゃった。サボン、洗顔、ボディスクラブ以外も使ってみたさある。使ってると女の子になってる気分。

 

餃子の王将パンツ

f:id:shimodoro:20200902193656j:image

餃子の王将パンツ。

 

以上です。

 

 

 

自分のことなど基本的に誰も見ていない

基本、自分のことなど誰も見ていない、ということを前提に色々な物事を考えているし進めている。


ただ、矛盾するかもしれないけど、自分自身はそこそこ、興味の沸いた他人のことを見る人間だ。それも、勝手に期待したり勝手にがっかりしたりする。でもそれが自分の勝手な感情だとわかっているから、本人に伝えることはない(親しい間柄だったら注意として行うことはあるかもしれない)。そして私に限らず、他人に口出しする人というのは、かなり大きなコミュニティじゃないとなかなか見られない。逆に言うと、有名人のツイッターにはほぼ確実に自分の意見が正しいマンとか聞かれてないけどお気持ち表明マンとか、所謂「クソリプ」が沸いている。
というところで、基本的に自分のことなど誰も見ていないし、見ていたとしても、有名人でもない限りは、自分の行動を他人に咎められることは基本的に、ない。


私自身、誰も自分のことなど見ていないことに救われたことがある。学生時代の文化祭のときのことだ。
北海道の文化祭の出し物として定番なのは、よさこいソーラン節だろう。クラス対抗で、オリジナルの振り付けを披露して審査してもらうものだ。メイン種目ということもあり、各クラスごとに集まり、朝練や放課後練習を繰り返し行っていた。本番当日の朝ももちろん、練習は欠かせない。
そんな文化祭当日の朝、私は思いっきり寝坊した。遅刻、朝練はとっくに終わっている、もうダメだ、クラス中が私を軽蔑の目で見る、と絶望に打ちひしがれた。その結果、もう文化祭には行かない、というところまで私の思考は飛躍しかけていった。
それを止めたのは姉である。「そんなことで、学生時代しか味わえない文化祭に行かないのは絶対にもったいない」「朝練サボったくらいで誰も咎めない」と私をまっすぐ説得した。今思えばもう、絶対的に正論なんだけど、私は何度か渋り、でも姉の圧に耐えかね、少し遅れた開会式の途中から無事文化祭に参加したのであった。周りのクラスメイトにごく普通に挨拶をして、ごくごく普通に会話して、開会式を見て。到着して五分も経てば、何を気にしていたのかよくわからなくなっていた。
それから十年以上は経つけれど、未だにこの経験を思い出す。私はあのとき、大分勝手に一人で悩んで、姉の言葉で救われて今に至る。


また、誰も自分のことなど見ていないことを書きつつも、誰かが見ていることで救われたことももちろんある。
誰も見ていない、と言いつつSNSやブログに公開するのは、誰も注視していないかもしれないけど誰かがたまたま見るかもしれないから、まあ見るんだったら見てくださいね、という気持ちがある。書いたなら公開しないと気が済まない、などと以前書いたけど、私にとっての自己顕示欲は多分そんな感じでなんとかまわっている。好き勝手に書くことで満たされるものが何かしらあるのだ。

 

などなど考えているけれど、当時の私がそんなに周りを気にしていたというのも、「なんでそんなことを気にしてたのか」とも思えない。学生時代というのはその学校生活が、クラスメイトが、やたら大層なものだと思い込んでしまう傾向があると思うからだ。
というところで、以前私が完全に寝坊して会社の始業開始時間に起きて「寝坊したので今から行きます」と会社に電話した後のツイートでしめたい。




随分図太くなってしまったものである。
これはこれで問題があるけど、書いている通り、思考的にはわりと楽。