日々霜

本とかゲームとか雑記とか小説とか。好き勝手。

年末所感

「振り返る」とか「まとめ」とか、あまり得意ではないのと、しばーらくまともに心情吐露的なものをしていないので、書きたいことだけ書こうと思います。


2020年は、死が近い年だった。
私の場合、中学生くらいからタナトフォビア(死恐怖症)の気があって、ここ数年はマシになっていたんだけど、今年は感染症が猛威を振るうっていう、想像はしたことがあった世界の混乱が現実にやってきたので、どうしても死について考えることが多い年になってしまったなという心地。


後、死恐怖症とは矛盾しているかもしれないんだけど、生きることに向いていないな、とつくづく思った年でもある。死にたいのではなく、生きるのに向いていないな、と本当に息を吐くだけで思うし、寝ても起きても思う。思わざるを得ない。


今年、特に思ったのは、過去にあまり風邪以外の病気の経験がなかった自分がちょっと患ってしまったときのこと。
9月頭に、精神から来る(と言われている)けど原因は基本的に不明で、完治は難しい病気に突然なってしまった。
※こう書くとなんとも厄介な感じがしますが、12月現在、もう薬は飲んでいないし、症状も全然出ない、これ、完治といってもよいのでは?という状態にはなっています。


病は気からってよく言ったもんで、逆に体が弱ると心もばっきばきに弱ってしまう。
症状が出てから一週間くらいはずっと、「ずっとこんな状態が続くの?」「だとしたらどうするの?」と考えるくらいには辛くって、ほんと~にアホな話かもしれないんだけど、「神様から直々に、お前は生きるのは向いていないって烙印を押されてしまった気分だな」なんて考えていた。
ここからがよりアホなんだけど、なんでかって、症状が出ると辛くてゲームができないんですね。ゲームを色んなものの拠り所にしていたし、ゲーム以外にも映画やら文章読むやら書くやら頭と目を酷使する趣味しか基本的にはなくって、それらができない状況って、「マジで生きてる意味ある???」って思っちゃったくらいには追い詰められてたんですよね。日常的に当たり前にできていたことができないと人はそんなことを考えてしまう。
ちなみに酷い症状というのは主に目眩で、症状が軽いときに「ちょっとだけでも息抜きをしないとむしろ息が詰まってしまうから」という考えのもとちょっとだけApexをプレイしたらチャンピオン取りながらめまい発作起きて倒れるっていうマジで釈迦氏(某配信者)のことを笑えない事態が起きました。


まあ、処方箋やらなんやらでその症状は一週間でほぼ治ったんで一安心なんですけどね。体調や心情の激動と過去一外出のない一年で、本当気付いたら年末で驚いている。
症状治っても相変わらず生きるの向いてないな~とは思うし、年末に死が死がどうこう言ってるのもなんなんですけど、そういう年だったな~という所感。


来年も生きるのに向いていないな、と何度も何度も嫌になるほど思うのだろうけど、それでも多分、しぶとく生きているのだと思います。

その日の気分暮らしで、社会や仕事は嫌で、でも今夜食べる予定のラーメンやその後ゲームやるのは楽しみなんだよね、とか、そんな程度で。

そうそう、9月頭のそれからというものの、「週に1回なんか書く」という自分で勝手に続けていたことを途切れさせてしまったけれど、また来年書きたいことができたら色々書きたいな、と思います。好き勝手に。


良いお年を。