日々霜

本とかゲームとか雑記とか小説とか。好き勝手。

ここ数ヶ月の話

1月後半から4月中旬(今現在)までの自分の心の動きについて簡単に書き留めておこうなどと思っただけのやつ。後で消すかもしれませんが。

正直あまり書きたい話題ではないけど、ネガティブに捉えると自分自身が参ってしまうのをわかっているし、逆にポジティブに捉え過ぎるとそれはそれで参ってしまうので、そういう中で微妙な気持ちについて簡単に記したいだけ。

 

始まりはというと、1月後半(本当ならもっと前ではあるんだけど、自分がちゃんと意識したのはこのあたりです)に、中国で新種のウイルスが発生しているという話題を受けたところから。
時期としては春節が始まる前で、この時点で「恐い」と感じ始める。幼い頃から心配性というか精神的に不安症の気があり、災害や事件などには敏感に反応する。ちなみに小学生の頃、ノストラダムスの大予言の当日に押し入れにこもって泣き崩れた過去がある。
しかし、流石に大人になってしまったのと、なんの権力もない一般国民なので国の決定に従うだけ。とりあえずマスク生活。中国人の多そうな場所にはいかないようにしたり、マッサージの予約キャンセルしたり。マスクや消毒アルコール類のの売り切れもこのあたりから一気に始まったような記憶。中国人が日本に来て買っていったのも大きいんだろうけど、日本人でも一定数は、この時点で同じく不安に思っていたからなのだと思う。あとは転売屋か。

そこからは、全国でちょっとずつ増えていく感染者の数にやっぱり「恐い」と思う日々。ただ難しいなと思ったのは、「恐い」という感情、波やムラがもの凄いのと、「逃避」を呼ぶんですよね。終始恐いと思っていると心が死んでしまう。
数年前くらいまでの私はというと、さまざまな「恐い」に振り回されては、夜眠れない、息がしづらくなる、といった症状に陥ることが多かった。近年はそこまでの事態になることはあまりないんだけど、大人になったというよりは逃避の仕方が多少上手になったのだと思っている。
ということで、相変わらず「恐い」けど、恐い想像はできるだけしないようにしていた。「恐い」ことで日常生活に影響が出てしまった経験が過去に何度もあったので、できるだけコントロールして楽しいことを考えたかった。本当は、心の中で何度も最も恐ろしいことを考えてはやめる、を繰り返していたけど意識をしないようにしていた。

 

そんな中、参戦を予定していたPerfumeのライブが当日中止になる。
参戦については、同行者と相談をしつつも決めていた。迷いつつも、公演があるというのなら参戦するという結論だった。その頃、不安や恐怖の多い日常生活で、先ほども書いたように、自分の不安や「恐い」が起因して楽しいことを避けるのは、私にとってはその方が勇気がいる選択だったというのもある。
2days公演の2日目で、全国ドームツアーの最終日。前日には音漏れを聞きながらグッズを買って、楽しみだねなんて話をして。ドーム近くのお店で食事をしたら、お店でもPerfumeが流れていて店員さんにも「開催できて良かったよね~楽しんでね」と言われた直後だったのに。
2月26日、大型イベントの自粛要請が午前中に出て、午後に速やかに中止連絡が来て肩を落とした。仕方ないけど、仕方ないとわかっていても、それで片付けられるほど感情って簡単じゃない。何にもぶつけようがなくて、しばらく落ち込んでた。今思えば、それが全国的なイベント自粛の幕開け。
ちなみに私はその悲しみを背負えずに次の日映画館にミッドサマー見に行きました。今ならやらんな、と思いつつ後悔はしてません。ミッドサマーの不穏さにしばらく囚われ、noteで長文感想書いてる時とかめちゃくちゃ精神的に元気だったし。不安を不穏で紛らわせる。

 

そのあたりから、ネット、特にSNSを見てると心が荒み、まともに見れなくなる。
でもネット依存症なので見ずにはいられない。そしてさらにすさむ、というループ。

所謂お昼のワイドショー番組が大の苦手なのだけど、元々個々人の集合体で流行も早ければ通り過ぎるのも早いネットが、皆で同じ話題をつつきあい続けるワイドショーになっていくようで本当に見てられなかった。未知のウイルスについて、大勢がいたる方向から触れては語っていく様子を摂取しすぎて疲れ果ててしまった。
そこに、いやそれを言うなら最近のネット自体が自由さが欠けてきてて批判する対象を常に探してて何もかもが可視化されて声大きいものが目立っちゃってなどという、そもそも今のネットがクソじゃん理論も追加され、そうだったネットも社会もクソだったじゃねーか今更何言ってんだよこの機会にネット依存症やめろよ、いやそんな簡単にできねーからこうなってんだよなどと頭の中ぐっちゃぐちゃ。
余談だけど、ワイドショーマジでクソだなと思う代表的なエピとしては、某芸能人の息子がレ○プ疑惑で捕まったとき、二週間くらい、新しい情報なんて一個もないのに毎日長時間さいて意見言い合ってたこと。なんで再放送を生放送してんの? と思ってた。
前の会社に勤めてたとき、お昼は数人でテレビの前でワイドショー見ながらご飯を食べるのが当たり前という恐ろしいルーチンがあって、そのときにワイドショー見ながらの当たり障りないクソつまらない雑談を強いられたこともあいまってよりアレルギーになった。今思えばよくそんな生活できてたな。今地上波テレビそのものをほぼ見てないし、録画してんの勇者ああああとマツコの知らない世界くらいだわ。

余談終わり。

 

特にきつかったのは、緊急事態宣言前の、長い長い微睡みのような期間の自粛問題。
自粛の感覚が人それぞれなのに、人の行動に対して自分の基準でキレてる人が激増したのが個人的に一番地獄だった。
今のように、自粛要請が政府から正式に出てからは、何旅行してんだとか、何不要不急の外出してんだとか言うのはおかしくないけど、1~3月の時点では、「私は我慢してるのだからお前も我慢しろ!」の押しつけが至る所でみられた。私自身もその波に飲み込まれそうになった。普段は冷静であろう人たちが、皆強い語気で、それぞれが自分の感覚で怒ってたの、いやマジで、クソリプが通常のことみたいになってた。この世の地獄。
今回の件で「日常生活が何もかも変わってしまった」とかそういうことではなく、「こんなもんなんだよね、知ってた」というのを眼球引っ張り出されて無理やり見せつけられた感じ。でもそんな中に生まれちゃったし、生きちゃってるし、生きちゃってるからそこそ人生の楽しいことも楽しんでるし、別に死にたくはないし。だから自分で楽しくなるしかないじゃん。ただ捻くれてるので、ネガティブはネガティブで嫌なんだけど、ポジティブに自分を言い聞かせるのも嫌だ。「危険!気を付けて!」も「大丈夫!きっと明日は来る!」もどっちの思考もいらなくって、私はただただ、この件以外の別のことを考えたいだけなんだった。ネガティブな話もポジティブな話も両方嫌で、もう話題そのものに疲れきってる。でも実際身近で起きている大問題なので、皆頭がいっぱいになるのもわかるし、さっきも書いたけど自分だって嫌だ嫌だ恐い恐いと思いつつどこかでは考えざるを得ない。その思考ぐるぐるがすでに1月後半から続いてんだから、そりゃー疲れるわ。もういやだ~ってなる(あ、でも例外として、狂信的になっているのかもしれないけど、加藤純一に関してはこの話題を出せど「聞きたくない」と感じなかったので自分でも驚いた。ワイドショーで取り扱われそうなテーマだろうがなんだろうが、何の話題でも心地よく、ちょうどよく触れてくるのすげー不思議)。

 

暗いことを書き殴ったけど、ゲーム実況動画や配信見るの大好き&ゲームも大好きなどインドア趣味の、おうちの時間が多いことで苦痛を覚えない人間なので、在宅生活開始後の方が精神的にも体調的にも良い。ネットともなんとか適度に距離を保って楽になった。客観的に振り返れば、これまでが齧り付きすぎだったような気もする。見たいものだけ見ればいいと思いつつ、そうできていなかったのも、自分の心のどこかにも大の苦手なワイドショー的好奇心が存在していたからだ、と思う。


おうちの時間、これまでも見ていた配信者たちに加えて、こんな状況だからか、「この人まで配信やるなんて」ってことも多い。最近だと狩野英孝のDBDがめちゃくちゃ面白かった。後元からやってた人たちも、他の仕事がなくなってしまったからこそ投稿頻度が高くなっていたりする。すゑひろがりずのけも藪、流行病の乱の動画を毎日見れるの幸せ過ぎる。

そんな感じで、ひたすら、ゲーム実況の他に、お笑い芸人の動画を見ています。そういえば私お笑いオタクだったわー、と思い出してしみじみ噛み締めている。特にニコニコゲートの滑狼(人狼のパロディゲー)とかを永遠に見ています。

あ、期間限定公開中のこの滑狼動画、マジで70回くらいリピートしてるので全人類みてください。これもまたすゑひろがりずがメインですが、全体的にドラマチックです。

 

落ち着いたら音楽やお笑いのライブに行きたいなあ。

 

そうだ、好きなYoutuberもできました。ゲーム実況者や芸人以外だと初めて好きになった人たちです。おませちゃんブラザーズというサブカル・平成愛してる系YouTuber。こちらも貼っておきます。拗らせてる人におすすめです。三人の好きなものの話やちょっとあほな企画などなど、なんかずーっと見てしまう。

  

ゲームもめちゃくちゃやっています。今はどうぶつの森を主にやっています。マメな性格じゃないから向いてない、と買わない予定だったけど、買ったらまんまと楽しんでいるし、簡単に逃避ができるのでいい。島クリエイトができるようになりましたが、具体的にどうしていこうか模索中。向いてないのでほどほどに頑張りたい。

今後もどうなるやらさっぱりわからないんだけど、引きこもりながら楽しいことにまみれて、考えてもどうしようもないことを考える時間はちょっと減ったように思います。在宅勤務に関しては慣れすぎて今後出勤生活に戻ることができるとは思えないレベル。

 

最近服とか化粧品とかさっっぱり買ってなかったけど、昨日、ツモリチサトとニコアンドコラボのワンピースを買いました。楽しく着れる日を願って。後アクセーヌの化粧水もプレゼント当選したんです。使ってみよう。


毒にも薬にもならないけど、こんなこと考えてたのね、と後々見る日が来れば。

最後に、おいしい自宅飯をいくつか貼って終わる。外食が難しい中、人の作るご飯は本当いいなあ。3枚目は推しラーメン屋さんの激うまテイクアウト、他は作られご飯。

 

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